適応分野

自動車分野

1,000を超える国内生産車種 
常に高機能化が求められる自動車産業。当社はこのニーズにも柔軟に対応しています。

品質 
機能の向上やデザインの個性化の流れの中、車体の軽量化、デザイン・素材の多様化、居住性アップなどが図られている自動車において、接着剤の果たす役割が、ますます重要になっています。
当社の「ダイアボンド」は、国産メーカーのほとんどの自動車に採用され、セダン、バン、ワゴン、大型車両、特殊車両など、あらゆる車種の内装を中心に使用されています。
生産効率を高めるために工程時間がどんどん短縮され、それに対応した初期接着性の優れた点、あるいはデザイン性の追求や軽量化、機能化により、つぎつぎと開発される新素材に対応できる点などで高く評価されています。
実作業の面からは、作業性、安全性、合理性を兼ね備えた点が、評価を得ています 。
今後は省燃費のための軽量化がますます進むことが予想され、構造用接着剤およびシーリング材への期待が大きく広がっています 。
使用箇所としては、座席・ルーフ・ドアトリムなどの内装材に多く使用され、素材としては、各種プラスチック成型品およびレザー・発泡体・レジンボード・ファブリック・皮革・木質材・金属などのあらゆる素材に対して用いられ、性能を発揮しています。

自動車分野1

鉄道車両分野

ダイアボンドを使用した鉄道車両が、今日も世界各地で活躍しています。

接着剤
開通から四半世紀、新幹線によって培われたさまざまな技術が、鉄道車両の性能 向上を支えており、この分野においても当社の接着剤は広く使用され、トップシェアを占めています。
東海道・山陽・東北・上越新幹線、そして在来線特急車両をはじめ、高速化や軽量化のもとで、気密性、居住性、安全性、デザインなどに高い水準が要求される日本の鉄道車両、海外では、特に防災・安全基準が厳しいニューヨークやシンガポールの地下鉄、さらに、変化の激しい気象や環境のもとで、すぐれた耐候性が要求されるアフリカ・中南米の車両など、「ダイアボンド」ブランドの各種接着剤は幅広く世界の要求をクリアし、活用されています。鉄道車両における接着 剤使用箇所としては、床、屋根、シート、内装などにおよんでいます。

シーリング材

鉄道車両におけるシーリング材は、窓(運転窓、前面窓、側窓、行先表示窓)をはじめフロアー、屋根、内装、空調などに使用され、車両は平均で15年以上の耐久性が求められ、特に振動、ねじれに対する追随性および気密性、水密性などに高いレベルが要求されます。
当社の製品は、ここでも重要な役割を担い、新幹線開通時に唯一の国鉄(現JR)指定品として選定されて以来、確かな信頼を築き積み重ねています。 今後は、構造用素材の変化と溶接技術の変化のため、スポットウェルドシーラーを含む構造用シーリング材への期待がよせられています。

鉄道車両分野1
鉄道車両分野1

電気・電子分野

AV、OA、家電、重電などの機器・部品に多彩に活用されています。

接着剤 
AV(オーディオ・ビジュアル)機器、OA(オフィスオートメーション)機器、家電、重電、空調、通信機器、電子部品・・
現代生活と情報化時代をささえ、今後もより広く普及することが予測されるこれらの製品も、接着剤がなくては機能しません。
例えば、スピーカーやレーザーディスクでは、ほんの少しの接着能力低下でも音質や画質に悪影響を及ぼしてしまうため、より安定性に富んだ各種の接着剤が選択されています。
また、とてもデリケートなOA・通信機器、電子部品では、1/100~1/1000といった精密な接着、電気腐食に強く絶緑性が良い接着、さらに積層の高密度化による高温状態(100℃以上で数万時間)で、すぐれた耐熱耐久性を発揮する接着などが必要です 。
当社は、このような最新機器に求められるシビアな接着にも、積極的な製品開発で柔軟に対応しています。
 
シーリング材 
電気製品における代表的なシーリング材の活用例としては、家電製品(冷蔵庫、 洗濯機、自動食器洗い機等)および電子部品(液晶、IC封止、各種リード線)重電 など、各種の電気製品に広く利用されています。
これらには、すぐれた電気特性(絶緑性、導電性)、水密性、耐久性のあるシーリング材が用いられています。

電気・電子分野1
電機・電子分野2